まず知っておきたい、日本とは異なるあれこれ。バンコクの駐在員向け賃貸マンションがどんな感じか、大きな特徴をまとめました。
どの物件にもソファ、ダイニングテーブルセット、ベッド、カーテンなど、基本的な家具が最初から付いています。またテレビ、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品もひととおり付いています。必要に応じて足りないものを買い足すのみなので、引越しのコストや手間が日本よりも圧倒的に少なく済むのが嬉しい点です。
日本の電圧は110Vですが、タイは220Vなので、日本で買った電化製品をタイで使いたい場合は、基本的に変圧器が必要となります。電化製品の電圧スペック欄に「110〜220V」と書いてあれば変圧器なしでも使用可能です。
ほとんどの物件はプール、ジム、子供の遊び場などのファシリティ(共有施設)を当たり前のように備えており、これはバンコク生活ならではの醍醐味と言えるでしょう。
なかには大浴場やテニスコートまで付いている物件もあります。
一部の例外を除けば、どの物件も最低1台分の駐車場スペースを無料で利用できます。2台分以上必要という場合は、予めお問い合わせください。
バンコクのマンションの標準的な室内面積は、大雑把にまとめると以下のような感じです。
Studio (ワンルーム): 30〜40㎡1Bedroom (1LDK): 40〜60㎡2Bedroom (2LDK):70〜120㎡3Bedroom (3LDK):100〜250㎡
2000年代までに竣工した築深物件は大変広々としたつくりのものが多く、2010年以降のものはコンパクトなつくりとなります。日本では築20年以上のマンションは避けられる傾向にありますが、バンコクの物件は改装が何度も施され、古さをさほど感じさせない物件も多く、築深物件ならではのメリットもあります。特にファミリー向け物件をお探しの方は、以下の表をぜひご参考にしてみてください。
日本で不動産を借りる場合は、多額の礼金や仲介手数料などを用意せねばならず、多大が出費が常に伴いますが、バンコクの駐在員向け賃貸マンション探しにおいては、そのような商習慣がありません。特殊な物件でない限り、仲介業者は仲介手数料を家主側からのみ頂戴するのがスタンダートとなっています。
契約時に家主に支払うお金は以下のとおりです。
・デポジット(敷金:家賃の2ヶ月分)・初月度の家賃
したがって基本的には家賃の3ヶ月分以内に収まります。デポジットとは”敷金”のことで、大抵の物件は家賃の2ヶ月分です。このお金は退去後に貸主から借主に返却されます。
タイのマンションは見かけは立派であっても、施工が雑で、何かしらの不具合を抱えている物件も少なくありません。また、室内には最初から様々な備品が付いているので、それらが故障したときにスムーズに対応してくれない物件を選ぶと、ストレスだらけの生活となってしまいます。石川商事では長年の経験で蓄積された過去のデータに基づき、そのような欠点がある物件については、お客様に内覧時にアドバイスさしあげております。
Studio:スタジオ日本でいう「ワンルーム」のこと。リビングと寝室に仕切りのない間取のことをタイではスタジオと呼びます。
1Bedroom:ワンベッドルーム1LDKもしくは1DKタイプの間取りのこと。寝室が2つある間取りは2Bedroomと呼びます。
Facility:ファシリティプールやジムや子供遊び場などの共用施設を指します。
Doposit:デポジット日本でいう「敷金」のこと。賃貸契約期間中オーナーさんにずっと預けておく保証金のことです。退去後に借り主に返却されます。家賃の2ヶ月分を要求する物件がほとんどです。
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