タイは電子マネー決済が普及しており、スマホに銀行アプリをインストールしておけば、日常生活のあらゆる場面でキャッシュレス決済ができて便利です。
もちろん家賃や公共料金、インターネット代、テレビ視聴料、浄水器レンタル代なども簡単に支払うことができます。
今回は銀行アプリを使った支払いの基本操作をご説明します。
本記事の内容
まずはスマホに銀行アプリをダウンロード
タイではどの銀行も口座を開設した人向けにアプリを用意しています。
銀行口座を開設したら、まずはスマホにアプリをダウンロードしましょう。
各銀行のアプリは、それぞれ多少の見た目の違いはありますが、どれも直感的な操作ができる設計になっています。
今回はバンコク銀行のアプリ「Bualuang mbanking」を例に、その使い方をご説明します。
アプリを使って支払いをしてみましょう
今回は例として1000バーツを支払ってみます。
アプリを起動すると、下のようなホーム画面が現れます。ここからいろいろな機能を選択できます。
まずは「Transfer(送金)」を選択
暗証番号を入力
Other accounts(その他の銀行口座)を選択
振込先の口座番号と振込金額を入力
※振込先の口座番号は物件側から指定されたものを入力してください
相手の口座番号と金額を入力したら、画面を下にスクロールして「Next」をタップ
【豆知識】
「Note(optional)」の欄にはメモを記すことができます。
ここでは例として”2023年1月電気代”と入力してみました。
ここに記入した内容は自分の支払履歴に表示されるので、何のためにいくら払ったかきちんと記録しておきたい方にとって便利です(支払履歴は「History」から見れます)。
なお弊社の調べた限りでは、お金を受け取った相手にはNote欄の記入内容は自動的には通知されないようです。
送金情報に誤りがないかをチェックして、問題がなければ「Confirm(決定)」をタップ。
送金手続完了画面に変わります
これで一件落着です!
なお、支払い先によっては、この「Transaction Succesful」の画面をキャプチャーしてLINEやメールで送って欲しいと言われる場合もあります。
ちなみにこの画面のことをタイ人は「ナー・スリップ(伝票の画面)」と呼びます。(slip=伝票)
【支払先のQRコードがある場合】
アプリのホーム画面から「Scan」を選択して相手のQRコードをスキャンすれば、わざわざ相手の銀行口座番号を入力する必要がないので楽です。
あとの振り込み作業は上と同じです。
以上が銀行アプリを使った支払いの基本操作です。とっても簡単ですよね。
アプリには他にもいろいろな機能がありますが、支払いのことは上記のことさえ覚えておけば十分です。
是非トライしてみてください!