バンコクの駐在員奥様に大人気の「モクタラ」。皆さんご存知でしょうか?
モクタラとは、アソークにあるシーナカリン・ウィロート大学で毎週木曜日に開催される朝市のことで、「木曜日のタラート(市場)」、略してモクタラと呼ばれています。
駐在員奥様の「登竜門」や「聖地」と称される定番中の定番の市場ですが、なぜそれほど人気があるのか?
今回その人気の秘訣を探るため、モクタラに行ってまいりました。
それでは石川商事モクタラ取材班によるレポートをどうぞ!
本記事の内容
モクタラに行ってみた
シーナカリン・ウィロート大学はスクンビット23の奥にあります。
モクタラが開かれるのは、この大学とアソーク通りをつなぐ道のところ。
今回我々はスクンビット23からアクセスしてみました。
これがシーナカリン・ウィロート大学です。
アソーク通りの方に歩いて行くと、モクタラが見えてきました!
駐在員の奥様らしき人も沢山います。
いざモクタラへ!
市場はいくつかのゾーンに分かれています。これは服や雑貨のゾーン。
駐在員の奥様方は、子供の水着やヨガのトレーニングウェアなど、デパートだと値が張るものをここで購入するそうです。またハロウィンやロイクラトンやクリスマスなど、イベント用の衣装などもここがいいとのことです。
こちらは野菜や果物のゾーン。
スーパーよりも安く、新鮮で、他の市場と違って清潔感があるのが魅力。
また、全てにきちんと値札がついていて値段の交渉がいらないのも駐在員奥様にとってはありがたいですね。外国人がタイで市場デビューするのにぴったりの条件が揃っていると感じます。
野菜・果物ゾーンの隣は料理のゾーン。
このようにどのお店もお持ち帰りができます。パッタイ、美味しそうですね!
市場は縁日のような雰囲気があって、午前中のアミューズメントとして、いい感じのワクワク感があります。
このお店のムートート(揚げ豚)を買っていく日本人奥様が沢山いたので、我々も食べてみました。結構美味しかったです。
このドーナツ屋さんも日本人奥様方に人気でした。試しに買ってみたところ、有名チェーンのドーナツとは正反対の素朴な家庭風味で、お子様のおやつにぴったりと感じました。
後で調べてみたところ、駐在員の奥様に人気No.1はここのドーナツと、別のお店のポップコーンなんだそうです。
この料理ゾーンを出たところに、大学のラウンジのようなものがあり、買ってきたものをここで食べることができます。
モクタラまとめ
以上、モクタラのレポートをお届けしました。今回実際に訪れてみて、モクタラの魅力は以下の5つだと感じました。
- 好立地
- 他のローカル市場と比べて清潔感がある
- 大きすぎず小さすぎず、ちょうどよい広さ
- 服、雑貨、野菜、果物、惣菜、甘味とひと通り揃う
- 屋台の店主が外国人慣れしているので覚えたてのタイ語や英語が通じる
バンコクに暮らし始めたばかりの日本人でも、縁日感覚でワイワイと楽しめる市場です。
モクタラは早朝から午後2時頃までの営業。
最近は木曜だけでなく、火曜日に「火タラ(カタラ)」も開かれているそうですが、こちらは服屋と料理のエリアだけで、野菜や果物はないそうです。
もしまだ訪れたことがないという人は、ぜひ一度行ってみてください。
石川商事モクタラ取材班