大好評の「山田均先生のタイ語入門講座」、今年第1回目の開催です。
2月18日(土)〜19日(日)の2日間、タイ語の基礎を楽しく習得しましょう。
タイ語を勉強してみたかった方、基礎を見直してみたかった方、是非この機会にお申し込みください!
山田均先生のプロフィール
Yamada Hitoshi, Ph.D.
武蔵野大学教授 / 学外学修推進センター長
1983年 早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。サンスクリットを長柄行光師に、東洋学を福井文雅教授・天台宗勧学に師事。仏教学を平川彰教授に、タイ研究を石井米雄京大教授に師事。タイ留学中クメール碑文をウライスィー・ウォーラッサリン シラパコーン大学教授に師事。論文『タイ仏教僧団の研究』により小野梓記念学術賞。日本学術振興会バンコク研究連絡センター長、名桜大学国際学群教授など歴任。宗教学者。浄土真宗本願寺派僧侶。『タンマユット派の研究』により文学博士。好きな動物はしゃむねこ。
【タイ語学習に関する主な著書】
キーワードで覚える! やさしいタイ語会話(2004年 ユニコム社)
NHKテレビ アジア語楽紀行 旅するタイ語(2006年 日本放送出版協会)
タイ語の耳(2006年 白水社)
タイ語の目(2006年 白水社)
タイ語のかたち(新版 2022年 白水社)
等多数
【講座の内容】
これまで山田先生が大学等で行ってきた講義のうち、タイ語の入門編に相当するものをギュッと凝縮したかたちで学ぶことができます。
具体的には、
- 発音、音の組織
- 文法
- 基本的な単語
この3つを柱に、基本的かつ本質的なことを2日間 合計15時間という短期集中型で学びます。
この講座を受講すれば、初めてタイ語を勉強する方でも、タイ語の基礎を2日間で学ぶことができます。
なお本講座ではタイ文字は扱わず、すべて発音記号を用いて学びます。
(「タイ文字講座」は次回は5月頃に開催予定です。)
【時間が経つのを忘れてしまうほど面白い講義!】
山田先生の講座はタイ語のきちんとした基礎がつくれるだけには終わりません。
単語の語源なども知ることができ、「へ〜!」の連続でとにかく面白いです。
例えばこのようなお話が散りばめられながら講義は進んでゆきます。
【例:その1】
助動詞について
「これから〜しようとする」という意味の「チャ」。これは漢字で書くと「将」。
漢文で習った人もいるかもしれませんが、「将(まさ)に〜せんとす」の「将」で、物事がこれから起ころうとしてまだ現実化していない状態、を表します。
その反対は「ダイ」。漢字では「得」。
「〜することを得たり」という意味で、つまりダイというのは、物事がすでに現実化した状態、を表します。
「トン」は「当」で、漢文読みだと「当(まさ)に〜すべし」。
現代語だと「〜しなければならない、〜に違いない」ということですね。
【例:その2】
「アソーク」はサンスクリットだと「アショーカ」ですね。古代インドを統一し、仏教の大スポンサーとなった王はアショーカ王でした。
「ア」は否定を表す接頭語、「ショーカ」は憂いや悲しみのこと。つまり「憂いがない」という意味ですね。
知的興奮に満ちあふれた2日間をお過ごしください!
【前回受講者の声】
・社会人になってこんなに勉強するのは久しぶりで、長い時間集中してついていけるか不安でしたが、終わってみればあったという間でした。いろんな単語の語源を知ることができ、大変面白かったです。
・期待していた以上の内容でした。タイ語の全体感がつかめたのが何よりの収穫です。次回文字講座も参加したいと思います。
・他言語からの影響がわかり面白かった。近隣国への興味も湧いてきた。タイ語を学ぶことでタイ人が何を大切にしてきたかが見えてきた。ここまで発音を意識せずにタイ語を話してきたので、今後は気をつけて話したい。
・タイ語はこれまで学んだことがなかったのでついて行くのが結構大変でした。せっかく勉強したので、今回学んだことを忘れないよう頑張りたいと思います。
・タイ赴任後約1年を経過してからの受講でしたが、語学学習だけでなく。タイ語の歴史的・文化的背景を深く知ることができ、大変良かったです。
・タイ語の勉強を始めて半年ほどたちますが、発音や単語のつなげかたなど曖昧だった点がだいぶクリアになりました。大変有意義な時間をありがとうござました。
・タイ語の背景(サンスクリット語、クメール語、漢語など)のお話がとても面白かった。ただ単語を学習するだけでなく、簡単な文をつくりながら学べるのが良かった。これまで何度かタイ語を学習しては挫折してきましたが、これを機に学習を再開しようと思います。
・タイに赴任してこれまで同じ職場の人としか付き合いがなかったため、同じような志を持つ方々と2日間ハードな勉強を一緒にでき、参加して本当に良かったと思いました。打ち上げも楽しかったです。
・とても深みのある内容で、受講して本当に良かったと感じています。タイ語についてこれまで以上に興味が持てるようになりました。今回学んだことをタイ語学校に通う友人たちにも教えてあげようと思います。
【スケジュール・会場・受講料・お申込み方法】
日時:2023年2月18日(土)〜2月19日(日)
初日 9:00-19:00 / ランチ休憩・小休憩あり
2日目 9:00-16:00 / ランチ休憩・小休憩あり
(終了時間は講義の進行次第で多少前後します)
2日目の講座終了後に自由参加の打ち上げあり
会場:CNC Residence, 6th Floor, Conference Room
Sukhumvit 33(下記地図参照)
受講料:お一人様5,000バーツ / 初日の朝に現金にてお支払い
定員:16名(お申込み者多数の場合、先着順とさせて頂きます)
お申込み方法:
「氏名」をご記載の上、参加希望の旨をメールにてお送り下さい。
※もしご勤務先名義で領収書をご希望の方はご勤務先名と会社住所もご記入下さい。
またご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
連絡先
担当:石川商事 石田
seminar@ishikawashoji.com
山田先生にきいてみたバンコクの地名の意味・由来
「おしえて!しゃむねこ先生」はこちら!
https://ishikawashoji.com/ishikawa-news/teach-me-history/