バンコクでの部屋探しは、モダンで素敵なインテリアの物件も多く、心躍るものがありますよね。
しかし、いざ生活を始めてみると「ここにコンセントがあれば良かったのに…」と思うことも珍しくはありません。日本での当たり前が、タイでは当たり前ではないことも多々あります。
お部屋を内見する際は、気に入った物件が見つかったら、ぜひ以下のポイントを意識して、コンセントの位置をチェックしてみてください。
入居後の生活の快適さがぐっと上がりますよ!
コンセントの位置 意識したいチェックポイント
キッチン周り
バンコクの賃貸物件には、冷蔵庫、コンロ、電子レンジなどが基本的に最初から備え付けられていますが、それらに加えて、炊飯器、ポット、コーヒーメーカー、ミキサー、オーブントースターなども日常的に使う方は多いでしょう。
調理スペースに延長コードを這わせるのは、できれば避けたいですよね。内見時に、キッチンに置く家電の場所をイメージして、そのすぐ近くにコンセントがあるかどうかを確認することをおすすめします。
ソファ、ダイニングテーブル周り
内見の際は、ぜひご自身のワークスペースもイメージしてみてください。
リビングのソファでノートパソコンを開いたり、ダイニングテーブルをデスク代わりに使ったりする方も多いでしょう。
ご自身のパソコン作業スタイルに合わせて、その周辺にコンセントがあるかを確認しましょう。
意外と離れた場所にしかコンセントがなかったり、そもそも数が少なかったりする物件もあります。
仕事やプライベートで長時間パソコンを使う方にとって、コンセントの位置は作業の効率と快適性を大きく左右するポイントといえます。
ベッド周り
ベッドの枕元でスマートフォンやその他のガジェットなどを充電したりする方も多いと思います。
ベッドサイドにコンセントがない物件も普通にあるので、これも念のために確認してみるのがベターです。
洗面台周り
電気シェーバーやドライヤーを使う方は、洗面台にコンセントが欲しいですよね。
物件によっては洗面台にコンセントがないものも結構ありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
※日本の家電製品をタイに持ち込む際の注意点
日本のコンセント(プラグ)の形状は、一般的に「Aタイプ」と呼ばれています。2本の平らなピンが平行に並んでおり、タイのコンセントにも形の上では問題なく挿すことができます。
しかし、注意すべきは「電圧」です。タイの電圧は220Vで、日本の100Vとは大きく異なります。
スマートフォンやノートパソコンの多くは、100V〜240Vに対応したグローバル仕様のため、タイでもそのまま使えますが、炊飯器やドライヤーなど、ほとんどの日本の家電製品はそのままでは使用できません。無理にコンセントに差し込むと、故障や発火の原因となります。
タイに持ち込みたい場合、その製品が100V〜240V対応のグローバル仕様か否かを必ず確認しましょう。
もし対応していない場合は、変圧器が必要になります。変圧器自体はバンコクのリサイクルショップなどで購入できますが、変圧器は重くかさばり、対応できる電力容量にも限りがあるため、電化製品は基本的にタイで買い揃えるのがおすすめです。