バンコクから日帰りでも行ける! タイ国内屈指のクメール遺跡「ピマーイ」

今回は不動産情報ではなく、レジャー情報をお届けしたいと思います。

せっかくのバンコク駐在ということで、タイ国内をいろいろと旅行されている方も多いと思いますが、日帰りで行けるような観光地は全部行ってしまった、という方に意外におすすめなのが、ピマーイのクメール寺院遺跡です。

 

ピマーイはナコン・ラーチャシーマー県にあり、バンコクからは車で4時間ほど。
道中でお約束のチョークチャイ牧場に寄ってステーキやハンバーガーを食べたり、ワイン・ファームのPBバレーなどに寄ったりするのも楽しいでしょう。

Phimai900年頃のクメール王朝の版図(赤)[画像はwikipediaより]

ピマーイの寺院遺跡は、クメール王朝がインドシナ半島の覇者であった11世紀頃につくられました。
ブリーラム県のパノムルン遺跡、タイ−カンボジア国境のカオプラウィハーン遺跡と並び、タイ3大クメール遺跡のひとつに数えられています。
ちなみに、タイ民族の初めての独立王朝といわれるスコータイ王朝ができたのは、これより後の13世紀頃のことです。

 

ピマーイ遺跡公園へ

img_3573ピマーイ遺跡公園に到着しました。

img_3587遺跡公園の向かいは、予想に反して商店街となっています。
セブンイレブンや食堂などもあり、なんだか安心感があります。

img_3517入場料は外国人100バーツ、タイ人20バーツ。開園時間は7:00〜18:00。

img_3568敷地内に入ってゆくと、向こうに遺跡が見えてきて、ワクワクしてきます。

img_3565ここからが寺院です。

img_3561アンコール・ワットと同じようにナーガ橋(蛇神の橋)を渡っていきます。
俗界と天界を隔てる橋です。

img_3560橋を渡り終え、天界の奥へ向かって歩いてゆきます。

img_3558クメール様式独特のつくしんぼ型の仏塔が見えてきました。

img_3523アンコール・ワットのミニバージョンみたいな感じ、と聞いていましたが、実物を目にすると十分な迫力で、なかなか大したものです。
アンコール・ワットがクメールの本社ビルだとすると、ここは支店ビルのような感じかと勝手に想像しましたが、後で調べたところ、こちらのほうが先にできたとのことです。

img_3529どんどん中へと進んでいきます。

img_3555雰囲気のある朽ちた回廊

img_3545本堂のような建物に着きました。
これが正面です。

img画像が少しボケていますが、本堂を横から見るとこのような感じ。迫力があります。

img_3540本堂の奥に何か見えてきました。

img_3535仏像でした。なんだか神秘的な雰囲気です。

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img_3534本堂から外に出てみました。

 

img_3531本堂の裏側を見上げるとこのような感じで迫力があります。

img_3531精緻な石細工が施されたレリーフも見逃せません。

img_3548本堂の脇の塔

img_3580天界から俗界に戻りました。
遺跡から歩いてすぐのピマーイの街並みはなかなか立派で意外でした。

img_3589アンコール・ワットと違って、遺跡のすぐ裏にはカフェなどもあります。

img_3576バンコクから4時間だとちょっと日帰りは微妙ですが、遺跡の裏にPhimai Paradiseという新しめのホテルもあります。

img_3591なんと、一泊450バーツから。
エアコン、ホットシャワー、wi-fi完備。清潔です。
予約せずとも通常は問題なく泊まれるとのことです。

 

以上、タイ屈指のクメール遺跡といわれるピマーイ遺跡をご紹介しました。
皆さんも何もない週末にぶらりと訪れてみてはいかがでしょうか。

 

文:石川

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